グラーヴ地区のワイン

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グラーヴ地区はメドック地区より更に上流、ガロンヌ川の左岸に位置しボルドー市から南東に伸びる地区です。グラーヴというのはフランス語で砂利を意味しますが、その名の通り小石を含んだ砂利に少量の粘土質を含んだ土壌が広がっています。グラーヴの赤ワインは見事なルビー色をしておりかつてボルドーがイギリス領だった時代に「クラレット」という呼び名で楽しまれたワインはこの地のものだったと言われています。

以下にグラーヴ地区の少し詳しい地図を掲載しましたが、グラーヴにはメドックと異なり村名ワインは存在しません。しかし1987年に北部の特に優秀なワインを産する10の村に対しペサック・レオニャンという新たなAOCが認められました。

grave map

sauternes 地図中のオレンジ色の部分がグラーヴ地区です。

Appellation Grave Controlee


北部に赤い色で示した部分が新たに認められたペサック・レオニャンです。1855年に唯一例外としてメドック以外から1級に格付けされたシャトー・オーブリオンはここに位置します。

ペサック・レオニャンのワイン

Appellation Pessac-Leognan Controlee
この地区ではINAOによって特に優れた赤ワイン13シャトー、白ワイン9シャトーが格付けされています。
CH.Haut-Brion
CH.La Mission Haut-Brion
CH.Haut-Bailly
Domaine de Chevalier
CH.Carbonnieux
CH.Malartic-Lagraviere
CH.La Tour Martillac
CH.La Tour Haut-Brion
CH.Smith-Haut-Lafitte
CH.Olivier
CH.Bouscaut
CH.Fieuzal
CH.Pape-Clement


CH.Haut-Brion


Domaine de Chevalier
CH.Carbonnieux
CH.Malartic-Lagraviere
CH.La Tour Martillac


CH.Olivier
CH.Bouscaut


CH.Couhins
CH.Laville-Haut-Brion


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