エミーリア・ロマーニャのワイン

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エミーリア・ロマーニャ州はイタリア半島のちょうど付け根に当たる部分に位置し、北イタリア一の大河、ポー河の流域に広がる平野部が大半です。

Emilia Romagna


ワインはカジュアルなものが多く、個性的なものも数多く存在します。

その中から、ここではDOCGに指定されている「アルバーナ・ディ・ロマーニャ」とアメリカで大流行した「ランブルスコ」、イタリアの代表的な葡萄品種のサンジョヴェーゼを使った「サンジョヴェーゼ・ディ・ロマーニャ」を紹介します。



Albana di Romagna(アルバーナ・ディ・ロマーニャ)

地図で黄緑色の地域でアルバーナという葡萄から造られる白ワインです。甘口から辛口までいろいろな味がありますが、良く知られているのは辛口でアルバーナ特有のアーモンドに似た香りのするワインです。魚介類との相性はとても良いと思います。
甘口のものはやはりデザートワインとしていただくのが良いでしょう。

Lambrusco di Sorbara(ランブルスコ・ディ・ソルバーラ)

これは赤ワインなのに発泡するという不思議なワインです。一時期アメリカで大流行し現在もたくさんのワインがアメリカに輸出されています。アメリカで飲まれているものは甘口(アマービレ)のものが多く、ちょうどコーラのような感じになります。一方現地では辛口(セッコ)のものの方が多く飲まれているそうです。
ワインと同じ名前の葡萄品種から作られ、すみれの香りのするフレッシュでカジュアルなワインです。

Sangiovese di Romagna(サンジョヴェーゼ・ディ・ロマーニャ)

イタリアで良く知られたサンジョベーゼという葡萄品種から造られるすみれの香りのするバランスの良いカジュアルな赤ワインです。薄いピンク色の地域と黄緑色の地域で作られます。

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