ロバート・モンダヴィのワインは日本でも比較的良く見かけるカリフォルニア
ワインです。サンフランシスコの北のほうにあるナパ・バレーにあるとても
有名なワイナリーです。ちょっと変わった上辺が破られたようなラベル、
カリフォルニア特有のキャップシールとボトルの口の形、どれをとっても
特徴的です。
ロバート・モンダヴィのワインには赤ワインのカベルネ・ソーヴィニヨン、
ピノ・ノワール、白ワインのフュメ・ブラン、シャルドネなどがあります。
どれもお勧めですが、今回のお勧めは赤ワインのピノ・ノワール。
ピノ・ノワールと言えばフランス、ブルゴーニュ地方の主力葡萄品種、
ブルゴーニュのものは土や動物臭といった複雑な香りがありますが
こちらのカリフォルニアのピノ・ノワールは果実の凝縮した濃厚なタイプに
なります。色も濃く、スパイシーな如何にも太陽をいっぱい浴びた味わいが
特徴です。
ボトルの口は普通のワインのように金属のキャップシールではなく、代わりに
コルクの上面だけを塞ぐようなシールが貼り付けてあります。これは普通の
ワインのキャップシールに鉛が含まれているため、それを避ける為に考案
された方法なのだそうです。いかにも環境に敏感なアメリカらしい方法です。
さてお花見につれていったら、このワインは少しだけ冷やしてあげてください。
といっても氷で冷やす必要などなくて１２度から１４度くらいですから、クーラ
ボックスに入れていく程度で大丈夫です。天気の良い日を選んで太陽の日を
浴びながら太陽をいっぱい浴びた葡萄のワインを飲む。ちょっといい感じが
しませんか？ |
