葡萄はもちろんピノ・ノワール。蒲焼きに合わせるには酸味を感じない 
ふくよかなタイプの赤ワインがあいます。そう、同じピノ・ノワールでも 
上級のものでないといけません。 

写真のヴォーヌ・ロマネは８９年もの。丁度飲み頃だし、鰻のちょっと 
泥臭い香りと熟成の進んだピノ・ノワールとの相性は絶妙です。 
 
ルビー色というよりはガーネット色。ちょっとオレンジ色も入っています。 
そうそう、ガーネットって河の向こうとこっち（？）で色が違うとか 
詳しそうな女性が言っていました。 
どう違うのかについては宝石店で確かめてきましょう。 
（買わない場合はちょっと勇気が要りますが、実際に色を確かめるには 
これが一番です。でも彼女と一緒に行って散財してもワインスパイラルは
責任とれませんので悪しからず _o_ ） 

料理はもちろん鰻の蒲焼き。土用の丑の日は鰻にワインで夏を乗り切り 
ましょう。 

葡萄はソーヴィニヨン・ブラン。草の香り、柑橘系の爽やかな香りが 
特徴的なすっきり系のワインです。 

フュメというのは「燻製」という意味ですが、石灰質の土壌から生まれる 
この香りは名前のとおり特徴的です。 

夏なので思い切り冷やして飲んでみましょう。ワインクーラに氷水を入れて 
待つこと１０分、料理が無くてもおいしくいただけます。
魚介類のボイルしたものを肴にぐびぐびというのも夏ならではですねえ。 

「えびのレモン炒め」なんていかがでしょう。 夏のおかずにはぴったりかも 
しれません。 
レシピはＮＴＶの３分間クッキングからです