ボルドーのセカンドワインは格付けの高いシャトーが、例えば
若い葡萄の木の葡萄が未だシャトーの名前をつけるレベルに
達していない（ある程度古い木から良いワインが生まれます）
場合、若い葡萄から作られたワインにはシャトーの名前をつけずに
別の名前をつけたりする場合に作られます。多少奥行きなど
リッチな味わいに欠ける事がありますが、一流シャトーの醸造で
あることには間違いは無く、コストパフォーマンスの良いお買い得
なワインということも出来ます。

さて、写真のワインはイタリアで５本の指に入るであろうトップ
クラスのワイン「オルネライア」のセカンドです。価格は二千円台
と手頃でありながら高い品質を保っており、「お買い得」のワイン
であることは間違いなさそうです。私も２本買ってしまいました。

イタリアのワインは憶えるのが難しいのですが、こんな掘り出し物を
見つけるのも楽しいものです。

オルネライアはそんなスーパートスカーナのひとつ。値段も八千円
程度と高価ですが、品質もそれに見合うとても素晴らしいワインです。
豊かなボディ、カシスやスミレを思わせる複雑な香り、素晴らしい
ワインです。
ラ・ヴォルテと一緒に親子ワインなんていう贅沢な飲み方など一度
やってみたいものです。