Corton Charlemagne

Corton Charlemagne

外観、色合い
やや薄く黄金色に輝く。粘性は中程度、足回りも中程度よりやや遅め程度。
香り
ボリュームは大きく、複雑さも大きい。最初に強い樽香があるが、スワリングするうちにアーモンド、ナッツ、バニラなどの香りが次々に出てくる。わずかに蜂蜜の香りもする。豊かで芳醇な力強いもの。
味わい
酸味は中程度かややマイルドで豊か。甘みはアルコールによるものが少し。アルコールはかなり強く（１３．５％）腰の強いフルボディのワイン。新樽の香りの混じった複雑でたくましい風味であるが、野生的ではない。わずかに上品さも感じる。樽によるタンニンの渋味も多く、まるみが出るまでには至っていない。まだまだ熟成が必要である。アフターはバランス良くとても長い（１０秒以上）。タンニンによる苦みがやや残る。
こくも深みもありボディも厚い。パワフルでバランスも良く、芳醇でたくましいすばらしいワインである。これからの熟成が楽しみなワインである。